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家族のかたち、私のルール

結婚生活17年目にして、旦那の浮気が発覚。
長い結婚生活の中で築いた信頼が
一瞬で崩れる経験に直面。
浮気のショックから少しずつ見えてきた
今後の道を模索中。

「本当は何か?」を理解すること

「問題を乗り越えるのは、ノウハウでもハウツーでもない。本当は何か?を理解すること。
尊敬するカウンセラーのこの言葉が、今の私には深く響く。

家庭内別居だった両親のこと

私の父は、私が中学生の頃に単身赴任で家を出た。数年後に戻ってきたかと思ったら、そこから家庭内別居が始まった。

実家は祖父母と同居していたため、祖父母のために増築した部屋があった。
玄関は一緒でも、今でいう「二世帯住宅」のようなつくり。でも、祖父母が亡くなり、その部屋は空き部屋に。

それからの父の生活は、会社帰りにスーパーで夕飯を買い、私たちがくつろぐ居間の横を無言で通り抜け、奥の部屋に消える日々。
母とも口をきかず、家族の会話がない状態のまま、約5年ほどその生活が続いた。

そして、私が20歳のとき、両親は離婚した。
弟が高校を卒業し、県外に就職するタイミング。
もしかしたら、両親はその時を待っていたのかもしれない。

「早く離婚したら?」と言っていた高校生の私

両親の関係は、私の記憶の中では喧嘩ばかり
高校生の私は、母に「早く離婚すればいいのに」とよく言っていた。それぐらい、家の中の空気は重かった。

でも、大人になった今思う。
なぜあんな選択をしたのか、両親なりに考えた結果だったのだろう。今でも理解はできないけれど。

私のルール「夫婦仲を最優先にする」

この経験があったからこそ、私は「夫婦仲を大切にすること」をルールにしてきた。

子どもの前では喧嘩をしない
仲の良い夫婦でいる

この2つは絶対。
それが 「自分の子ども時代の悲しみを埋める方法」だったのかもしれない。

でも、思う。
どんなに「理想の家族像」を追い求めても、子どもがどう感じるかはまた別の話。

「まさか自分がこんなことになるとは」

そんな私が、今こんな状況にいる。
友人に話すと、「冗談でしょ!?」と驚かれる。側から見ても、仲の良い夫婦だったからだ。そして、私自身も「まさか自分の結婚生活がこんなことになるとは」微塵も思っていなかった。

家族のかたちを問い直す

両親の離婚を経験し、私は「絶対に夫婦仲を良くする」という信念で生きてきた。でも、今の私は、少し立ち止まって考えている。家族のかたちは一つじゃない。夫婦仲を守ることだけが、正解でもないのかもしれない。今はまだ、はっきりとした答えは出ない。でも、焦らず、自分の気持ちと向き合いながら進んでいこうと思う。

いや…
進める?この状況(笑)

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